こんにちは。とある大学生です。
今回はまぁタイトルにある通りの事を話していきます。
そこで一つ勘違いして欲しくないことは地方は都心の受験に不利だから諦めろということではありません。
不利だからこそ早くから勉強を始めて欲しいということを伝えたいのです。
おそらく地方の学生さんは東京の大学の事情など知らない事が多いです。だからこの記事を読んでたくさんデメリットがあるからこそ、それを踏まえて勉強を頑張ってほしいのです。
デメリット1.国立至上主義、
一つ目としては国立至上主義ということです。簡単に言うと
旧帝大>地方国立大>>>>>>早慶含めた全ての私立大学
と考えてもらって結構です。
自分の体験談として早慶の推薦貰えたのに地方の名も知れてない国立大に流された人を知っています。
地方から東大、一橋などを狙っている人があまり関係ないと思いますが、早慶Marchを狙っている人からするとこれはかなり痛いです。
まず私大クラスがないがために強制的に5教科勉強する必要があります。これは第一志望私立大学と伝えていても対応してくれません。
簡単に言うと、生徒に決定権はないということです。
受験で仮に私大メインで受けるとしても必ず国公立大学を受験させられます。この多くが高校側の進学実績を上げたいというわがままからくるものです。
一方都心の偏差値50〜65くらいの高校は大体私立志望です。なんでそうなるかと言うと都心の国立大学はレベルが高すぎるが故に私立を目指す人が多いんですね。
だから3科目をバリバリに仕上げてきます。
無駄な科目をすることが少ないです。
地方の高校生諸君どうですか?これが現実なのです。だから私立を目指すと決めた瞬間から勉強をスタートして欲しいのです。
ちなみにMarch,関関同立という言葉を知らない人の方が大多数です。大学群を知らないどころか、明治、立教、中央、法政の知名度は皆無に等しいです。
青山学院はまだ知名度はありますが、駅伝が強いためマラソンの強い大学としか思われていません笑笑
ギリギリ慶應、早稲田知ってるかな〜というレベルです。
そのため同級生からもなぜ都心の私大を目指すのか疑問に思われますし下手するとこいつ国立大学諦めたから私立志望に変えたんやと思われます笑笑
デメリット2.予備校がない
基本的に予備校がなかったです。
3大予備校がまず県内にありませんでした。だから河合とかに通ってた友人とかの話を聞くととても羨ましく感じていました。
県内に一応予備校はあるのですが、片道2時間往復4時間かかる位置にありました。
なので通えるはずもなく、、って感じでした。
塾はあったのですが、正直なところ働いてらっしゃるバイトの人は地方の大学生のレベルなので良いとは言えません。
基本的に難関国立や難関私大の学生はいませんのでやはり講師のレベルも下がるのが現状です。
そしてなんといっても大学対策の指針も立て難いです。
ほぼ独学です。私大対策を売りにしている塾なんてありませんから、とにかく武田塾とネットの合格体験談のみにしか頼るものはありません。
本当すべて手探りという感じです。
デメリット3.受験地に行くのがストレス
地方から東京に行くわけですが、これがかなり精神的にきます。
自分の場合もちろん一人で東京に行ったわけですが、人が多い上に全く知らない景色が広がっているのです。
勉強以外に気を使うことが多いのです。私の場合特に心配性ですからまず定刻通りに受験会場に問題なく着けるのかということを心配していました。
ホテルに長期間滞在というのもかなりストレスで、ずっとコンビニ弁当とか外食です。
中々疲れを取ることも出来ず、人生で初の頭痛を経験しました。これは頭痛薬を買って飲んだところ治ったのでよかったのですが、普段頭痛とかなった事なかったので当時としてはかなりのプレッシャーがかかっていたと思います。
デメリット4.仲間がいない
別に友達がいないわけではないです笑笑
簡単に言うと同じ大学もしくは大学群を目指す志す仲間がいないということです。
基本的に周囲は国立大学を目指します。
なので私立を目指すとなった時に私立大学=逃げ、簡単みたいな印象を抱かれやすいです。
先ほども述べたように
地方国立大学>>>>>早慶含めた全私大
のような構図が完成してるんですね〜
結論
どうでしょうか?
おそらく地方出身の大学生もしくは現役生は共感してくれるはずです。
正直他にもデメリットはたくさんあります。あげるとキリがないです。
地方から都心の大学を目指す上でのメリットはないに等しいです。親も説得しなきゃならないし、先生も説得させなければいけないし、周囲からの理解はありません。
だからこそ地方から都心の大学を目指す人は高一から勉強してほしい。ただそれだけです。
決して周囲に流されてはいけません。
ということで今回のお話はこれで終わります。